鉄道林の樹木

鉄道林でみられる樹木

日本は降水量が多いため、高山や海岸・湿地などを除けば、日本全国どんな場所でも森が育ちます。森の種類は、その地域の気温によって決まります。また、地形や土地の条件、環境に応じて育つ森は違います。鉄道林を植栽する場合には、防災効果を発揮する木を選定することはもちろんのことですが、地域の気温や気候、環境などを理解し、その場所に最適な樹種を選定しています。

スギ

木材生産用として全国に植栽されています。

ふぶき防止林やなだれ防止林の一部に用いられています。

ドイツトウヒ

ヨーロッパ原産で日本では北日本に植栽されています。

クリスマスツリーの木としてもよく利用されます。

クロマツ

汚染と塩害に強く、鉄道林でも飛砂防止林として用いられています。

アカマツ

全国各地の内陸の山地に生育します。

土砂崩壊防止林、落石防止林またふぶき防止林として用いられています。

トドマツ

北海道に広く分布し、また造林樹種としても多く用いられます。

ヒノキアスナロ

耐陰性が強く、スギ林の下層に植えられ、複層林として形成されるところもあります。

カラマツ

木材生産用として中部地方や東北地方に植栽されています。

ほかの針葉樹と異なり冬に落葉します。

ケヤキ

肥沃な土地を好み、渓谷や斜面の中腹などに生育します。

なだれ防止林などに利用されています。

ナラ類

コナラ、ミズナラ、クヌギなどの落葉広葉樹。

なだれ防止林の斜面にも生育し、土砂崩壊・落石防止にも役立っています。

ヤチダモ

北海道に多く生育し、本州では湿地周辺や渓流沿いなどで見られます。

主にふぶき防止林として植栽されました。

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